最近SNSで、補聴器のケースなどをきれいな色のデザインで飾られたものを
見ることが多くなってきました。
補聴器ユーザーである私もこんな補聴器ならつけてもいいかなと思うものもあります。
しかし、補聴器は指輪のように装飾的なだけのものではなく、
本来は実用的に主にとして言葉がよく聞き取れるためにあるものだと思います。
補聴器を初めて購入されようとする皆さんは、同じメーカーの同じ器種の補聴器なら
どこで買っても聞こえ方は一緒ではないかと思うかもしれません。
しかし、同じ器種の補聴器でもどのように「補聴器のフィッティング」①を
するかによって、とてもよく聞き取れる補聴器になったり、
よく聞こえない補聴器になってしまうことはあまり伝えられていません。
ドリーム補聴器では、お客様に補聴器を調整した後に必ず「補聴効果の確認」②を
しています。
補聴効果の確認は、「客観的評価」と「主観的評価」の2つがあります。
どちらも大切なものです。
「客観的評価」は主に補聴器をつけていない時とつけた時の言葉の聞き取りの程度を
測定し比較をします。
この比較によってその人が持つ力を最大限に発揮ができるように調整をしていきます。
「主観的評価」はいくつかの方法がありますが、ドリーム補聴器では、「質問紙」を
よく使用しています。
補聴器を使う前と使った後で、よく遭遇する10の場面で聞こえがどのくらいかを
お客様に記入していただくものです。
「客観的評価」が良くても「主観的評価」が芳しくない、
またその反対になることもあります。両者が良い評価になるようにドリーム補聴器では、
補聴器の貸し出しに期間を設けず調整に回数を重ねてまいります。
補聴器を選ぶ際は、きれいな補聴器だけでなく
「補聴効果の確認」に「客観的評価」と「主観的評価」をきちんと測定ができる店舗
をおすすめいたします。
認定補聴器技能者が必ずフィッティングをするお店です
ドリーム補聴器株式会社 福澤 理
① 販売時における補聴器フィッティングfitting.pdf (npo-jhita.org)
② 販売店における補聴効果の確認法hochoukouka3.pdf (npo-jhita.org)