国民生活センターから2021年2月に補聴器についての注意喚起文書①が出ました。
2014年について2度目となります。国内の補聴器の販売に際しての相談や
クレームが減らないことに対して、大変残念に思います。
私は、日本補聴器販売店協会や日本補聴器技能者協会の一員として、
この事に対して様々な活動を行って来ました②。
補聴器の販売は、通販などではなく対面による販売が良いという信念のもと、
2020年からは、自分で店舗を経営し地域の方々に、より良い聞こえを提供すべく
微力ではありますが努力しております。
日本は先進諸外国と違い、誰でも補聴器の販売やフィッティングをすることができます。
このため、日本では唯一の資格である認定補聴器技能者③を取得せずに
店舗の店頭で接客している人がたくさんいます。
極端な話をすれば、昨日補聴器の販売を始めた人が、
今日補聴器の販売をしても法的には何も問題ないのが
日本の補聴器販売の問題の一つであると思いますし、ジャパントラック等の調査で
諸外国に比べ補聴器使用者の補聴器に対する満足度が低い④のも、
このことが一因であろうと思います。
当店では、補聴器販売歴10年以上の認定補聴器技能者のみで運営をしています。
これは、お客様にご満足いただく補聴器のフィッティングをするためには
必ず認定補聴器技能者がその全業務に関わらなくてはいけないという考えのもと、
ドリーム補聴器の運営を開始いたしました。
補聴器をどこで購入したらよいと考えている皆様は、
このようなことも参考にしていただければ幸いです。
ドリーム補聴器株式会社 福澤 理
① http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210225_1.html
② http://www.npo-jhita.org/public/news/2021/03/post-43.html
③ https://www3.techno-aids.or.jp/html/pdf/nagare.pdf
④ http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2018_report.pdf