「最近テレビの音量が大きい」「小さな声で話すと聞き取りにくい」
などを感じている方は多いのではないでしょうか。
75歳以上の約44%の方が難聴であると推定されています(JapanTrak2018)*1。
補聴器販売店に相談をしてみたいけど、どんなお店がいいのかしら。。。よく聞く話です
今日は、補聴器販売店をどのように選んだらよいか考えてみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
〇認定補聴器技能者だけが対応してくれる販売店を選んでください
「認定補聴器技能者」ってご存じでしょうか。公益財団法人テクノエイド協会が認定する
「補聴器の安全で効果的な使用に資するために必要な補聴器販売業務に関する
知識及び技を修得していると認定される者」*2のことです。
取得するまで4年間かかります。補聴器業界では、唯一の資格となります。
全国で補聴器を取り扱っているお店は7600店舗あまりと言われていますが、
認定補聴器技能者の登録者は4335人*3で、
認定補聴器技能者が在籍していない店舗も多数あります。
そして認定補聴器技能者が在籍している店舗でも、
スタッフ全員が認定補聴器技能者の店舗は、より少なくなります。
最初に対応してくれたのは、認定補聴器技能者だったけど、
次からはそうでない人が対応しているなんていうことはよくある話です。
それから、認定補聴器技能者には、取得した年度から番号がついています。
2021年度は最新が「28-・・・・」で、入社1年目から資格取得をしたとして
今年度が5年目となります。今年度10年目は「23-・・・・」ですので
この数字が小さいほど経験年数が長いということを覚えておいてください。
お店に行かれたら、その店舗のスタッフ数と認定補聴器技能者の人数、
そして対応している人の認定補聴器技能者カードを見せてもらってください。
*1:http://www.hochouki.com/files/JAPAN_Trak_2018_report.pdf
*2:https://www3.techno-aids.or.jp/html/pdf/nagare.pdf
*3 2021年9月現在