補聴器とひと言で言っても、その種類は数多く、評価も個人の感覚によるため、自分に最適な機種を選ぶことは非常に難しいものです。
そうした中でも、一際に多機能で“聞こえ”の良さを追求したシリーズがあります。それが、スターキー社の耳あな型充電式補聴器『エボルブAI』です。
『エボルブAI』は5クラス、10のバリエーションで展開するスターキー社の新製品です。従来品の良さと新機能を兼ね備えた高性能な補聴器で、下記の要望に対応します。
目次
『エボルブAI』がおすすめなのはどういう悩みを持つ人?
・自然で疲れにくい“聞こえ”を求めている方
・会話中の“聞こえ”を重視し、相手の言葉に集中したい方
・雑音が多い環境下での“聞こえ”に悩まれている方
・普段は機械に“聞こえ”の調整を任せつつ、いざというときは自分でも調整したい方
・補聴器ができるだけ周囲から見えないようにしたい方
・充電やスイッチのオン/オフに関してわずらわしさを抱いている方
・離れたところにご家族が住んでいる方
・補聴器を調整しに、わざわざお店まで出向くのが面倒な方
では、これらの要望がどのように解消されるのか、順を追ってご紹介いたします。
『エボルブAI』最大の特徴とは?
『エボルブAI』の特徴は数多くありますが、特筆すべきは、使用者の感覚に合わせて“聞こえ”を届ける機能性と、小型サイズゆえの目立たなさ。聞くことはもちろん、見た目でも使用者のストレスを減らしてくれる補聴器なのです。
雑音を40%低減、ストレスフリーな”聞こえ”の良さ
『エボルブAI』は前作のLivioシリーズに比べ、雑音抑制機能を2dB強化しており、従来品と比べて雑音を40%カットしています。高性能AIの働きにより、自然で疲れにくい“聞こえ”を実現。音の大きさでも不快さを感じさせません。
――『エボルブAI』は雑音に囲まれた中でも、会話がいつも明瞭に聞こえる。
だから使ってて疲れにくい。
『エボルブAI』は、そんな補聴器です。
思い通りのカンタン調整で、雑音下・マスク越しの会話がよく聞こえる
高性能ICチップ搭載の『エボルブAI』なら、AIが周囲の音環境を72兆ものパターンと照合し、最適な調整をして音を耳に届けます。しかも、その音が聞き取りにくい、自分に合わないと感じたら、機器をトントンと叩くだけでAIが即座に調整をやり直します。
この「エッジ機能」と名付けられた調整機能は、数多ある補聴器の中でも『エボルブAI』だけの特徴です。お客様からも「『エボルブAI』は、こちらの聞きたいように“聞こえ”を調整できるのが便利だった。」「自動調整はありがたいけど、それだけだとたまに雑音が入ったり、音が大きすぎたりした。完全に補聴器任せにしないで自分で微調整できる方が落ち着く。」と好評です。
難聴になると、聞きたい音を聞き分ける能力も低下し、音の高低や大きさの知覚に変化が起こるもの。そのため、会話が雑音に紛れて聞こえにくい、言葉が判別しにくいといった悩みが生じます。しかも近年は、コロナ対策のマスクやビニールシートに声が遮られ、相手の声が一層聞こえにくい場合があります。
『エボルブAI』のエッジ機能は、そうした悩みを解消できる性能を誇っているのです。
※本機能はLivio Edge AIに搭載されていたエッジモードが、『エボルブAI』ではエッジモード+(プラス)として2400~1600クラスまで拡充したものとなります。
目立たない耳あな型×便利な充電式を小型化で実現
『エボルブAI』の中で、特に目立ちにくいのが耳あな型の『エボルブAI ITC R』。
耳あな型補聴器の中でも目を見張るような小型化を実現できました。
補聴器の装着を敬遠される方には、見た目を気にされる方も多くいますが、『エボルブAI』は、高品質な“聞こえ”のみならず、驚くほどの“小ささ・目立たなさ”も両立しています。
また、耳かけ式の場合、マスクに引っかかる懸念がありますが、耳あな型ならばその心配も要りません。装着の面でもコロナ禍に最適といえます。
充電時は『エボルブAI』をケースに置くだけで完了。電源も自動的にオン/オフされるため、極限まで手間を省略できます。さらに、耳から外せば15分で自動的に電源が落ちるので、電源を切り忘れていつの間にか充電がなくなっていたという心配ありません。
なお、『エボルブAI』は、大きさや形状のラインナップも豊富なので、様々な場合にも対応可能です。
離れた場所の家族も安心。転倒通知機能とみまもり機能
『エボルブAI』には従来の補聴器の域を出た新機能が数多く備わっています。
その中のひとつが「転倒通知機能」です。本機能は、内蔵された2種類のセンサーによって使用者の転倒を察知し、事前登録されたご家族のスマートフォンへ通知を送る機能です。
転倒は高齢者の骨折の一大原因でもあり、大怪我を招く危険があります。怪我の具合によっては、自宅内でも助けを求められない場合があるため、本機能で万が一に備えることが重要といえます。
また、転倒の有無に関わらず、高齢のご家族に対しては健康状態が気になるもの。『エボルブAI』の「みまもり機能」は内蔵センサーが総合的な運動量、歩数、会話時間などを日々記録・計測し、ご家族のスマートフォンへ結果を通知する機能です。離れていても使用者の健康状態を知ることが可能となります。
コロナ禍の現在は「遠くに住む家族のことが心配だけど、感染が心配で会いに行けない。」と悩む方も多いと思います。『エボルブAI』は、そうした家族を想う気持ちの一助となる補聴器です。
※転倒通知機能は『エボルブAI』のワイヤレスモデル全機種に搭載されています。みまもり機能は1200以上のクラスの搭載となっています。
まだまだ続く、『エボルブAI』の各種機能とは?
『エボルブAI』には、そのほかにも様々な機能が搭載されています。
- 自動翻訳機能
- リマインドによるスケジュール管理機能
- 補聴器を紛失した際にスマートフォンを介して位置を確かめられる
- Bluetooth®を介してのスマートフォンからの音楽再生
『エボルブAI』を製作・販売するスターキーの社員の方には、耳は良いのに『エボルブAI』を使用し、業務のサポートに活用する方もいるとのこと。「一日中、補聴器を装着して過ごすのであれば、補聴器が聞こえ以外の面でも助けになればよい」という考えを持つスターキーらしい発想といえます。
スマートフォン連動で家から出ずに調整・オンラインカウンセリングも
『エボルブAI』はそれ単体でも非常に高性能ですが、お手持ちのスマートフォンと連動させることで、更なる機能を発揮します。
それは、専用スマートフォンアプリを活用することでお店に行かずとも、リモートで補聴器の調整やカウンセリングが受けられる「TeleHearオンライン調整」機能のこと。
わざわざお店に行かなくとも補聴器を調整してもらうことが可能なので、ご年配の使用者には非常に便利です。
なお、『エボルブAI』との連動に対応しているスマートフォンは、こちらのサイトからご確認いただけます。
『エボルブAI』の良さを実際に確かめたい
ここまで『エボルブAI』の特徴をご紹介してきましたが、「実際に“聞こえ”を体感しないと分からない」「手に取ってみないとイメージが湧かない」という方も多いかと思います。
特に『エボルブAI』は5クラス、10のバリエーションと機種も多く、大まかなところではご紹介とおりの機能を有しつつも、細かいところで様々な違いがあります。
「良いなと思ったけど、機種がややこしくて難しそう……」
そのように考えている方は、是非当店にお越しください。
ドリーム補聴器では、『エボルブAI』をはじめ、最適な補聴器が見つかるように、詳しくお話を伺って最適な製品をご提案いたします。
これからもこのページではお客様の要望や悩みに寄り添った製品を紹介していきます。次回もどうぞお楽しみにしてください。
※補聴器は適切なフィッティング調整により、その効果が発揮されます。しかし、装用者のきこえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。